筆子の愛を伝えていきたいです


by keikonowak

フランツ・リストとラ・カンパネラ

9月5日(土)、武蔵野音大での公開講座(練馬区教育委員会共催)
「フランツ・リスト、そしてロマン派音楽の世界へ」
に参加・・・・講演者は福田弥先生(リスト研究家)

私は趣味でピアノをちょっと習っているだけで、リスト(1811~86)について
・・・「ラ・カンパネラ」「愛の夢」の作曲者
で、
ピアノの魔術師と呼ばれる超技巧派のピアニストというくらいの知識でした。
今回いろいろなことを教えてもらい、あっという間の2時間でした。

リストが生きた時代は貴族社会から市民社会に変ろうとしていた時。
それまでの演奏会は貴族のサロン中心で、社交場の一つでした。
リストが超技巧的な曲を演奏したのには理由が。
その社交場に集まった人々を技巧で圧倒させ、観客の注目を音楽に集中させるために、
そのような曲を演奏したそうです。それで失神した女性も多かったとか・・・・。

芸術家とはその才能を、社会のために使うことが大切という意見、
人々を音楽によって救済するという芸術家としての使命感をもち、
またカトリックの聖職者となったことなども、今回初めて知りました。
生きていた時はヨーロッパ音楽界に君臨していたリストですが、亡くなってからは
時代が変り、否定的(あまりにも技巧的で音楽的には中身がうすい)に思われていました。

芸術家の評価は時代によって違いますが、名曲はいつまでも残っています。
カンパネラはイタリア語で「鐘」の意味。高音が鐘の音のように響く美しい旋律。
もとはパガニーニがバイオリン用に作曲したものを、リストがピアノ用に編曲したもの。

私が初めてこの曲を聴いたのはたまたまNHKTVの名曲アルバム。
ヨーロッパののどかな田園地帯に教会があり、そこを背景にこの曲が流れていました。
旋律を聴くや否や、その前に釘付けになってしまったのをよく覚えています。
その数年後フジコ・へミングがブームに。私は彼女のラ・カンパネラが大好きです。
辻井伸行のラ・カンパネラをまだ聴いていませんが、聴きたいです。

曲の時代背景・その作曲家の生涯などがわかると、また違った気持ちで聴くことができます。
[PR]
by keikonowak | 2009-09-09 00:21