人気ブログランキング | 話題のタグを見る

筆子の愛を伝えていきたいです


by keikonowak

FIAスピリットの源泉

FIAの金子詔一さんから「厳しい時代だからこそ、
FIAスピリットで元気にやりましょう!」と励ましのエールを送られたのは、今年2月でした。
   金子さんのスピリットの源泉がわかりました!
14日(土)金子さんのお宅でご両親のメモリアルイベントがありました。
(お父様は20年前に、お母様は昨年12月に他界されました。)

お祖父様は長野県の小学校の校長先生を歴任、100年以上前に運動会で足踏みオルガンを弾かれたそうです。金子さんのお父様には2人の弟さんがいらし、3人はよく金子家に集まり、
芸術論・教育論を闘わす音楽一家だったそうです。

メモリアルイベントは、金子家の茶の間で大激論を闘わせた「かねこダンゴ3兄弟」
子供たちに伝えたかった志を今一度・・・というのが金子さんのアイデアでした。
ゲストは豪華なお2人絹谷幸二先生(洋画家・東京芸大美術学部教授)
               仲道郁代さん(ピアニスト)
仲道さんの演奏・・「月光」(ベートーベン)  「夜想曲」「子犬のワルツ」(ショパン)
  ショパンの時代は貴族のサロンでコンサートが行われました。 数メートルの距離で
   仲道さんの演奏を聴かせてもらえるとは!! 貴族の気分に浸りました。

絹谷先生はいつも音楽を流しながら画の制作をなさるそう。音楽にも造詣が深い方。
仲道さんの「芸術が社会に果たす役割は?」の質問に対し、
絹谷先生は「アメリカの大恐慌時代、フーバー大統領は一番苦しい時こそ芸術が必要と考え、
美術館・音楽堂を建てた」ことをおっしゃいました。
Art & Musicが人生においていかに大切なものか
        改めて思いました。
お2人の共通の意見は「教育には自由な発想がとても大切」。
 仲道さんは中学時代をアメリカで過ごされ、とてもいい経験だったそうです。
金子さんも常々教育に関し自由が大切との意見。今回のお2人のゲストはまさにぴったりでした。

お料理はCITABRIAのケータリングで、こちらも最高でした。
イベントの最後はもちろん皆で「今日の日はさようなら」の合唱。
金子さんが40年以上前ベルリンの壁の上を飛び交う鳥を見て作った歌
   ・・・・ベルリンの壁崩壊後ちょうど20年経ちました。
両親のメモリアルイベントとしてこのような素敵なアイデア・・
     金子さんはやっぱり、やっぱり 自由人ですね。
  今回40人ぐらいの方が集まり、夫と私も招いて頂き、とても光栄でした。
     親せきの方々にもお会いでき、とてもよかったです。
by keikonowak | 2009-11-18 17:33